パワーハラスメントの裁判事例

先輩によるいじめと会社の法的な責任(さいたま地裁判決)

概要/病院に勤務していた看護師が、先輩看護師から飲み会への参加強要や個人的用務の使い走り、何かあると「死ねよ」と告げたり、「殺す」などといった暴言等のいじめを受け、自殺した。

賠償内容/先輩看護師に遺族への損害賠償額1000万円、病院に対して500万円の損害賠償が命じられた。

内部告発等を契機とした職場いじめと会社の法的責任(富山地裁判決)

概要/勤務先の闇カルテルを新聞や公正取引委員会に訴えた社員へ、転勤や昇格停止、長期間にわたる個室への配席等を行った会社に対し、社員が損害賠償請求をした。

賠償内容/会社に慰謝料200万円、財産的損害1047万円、弁護士費用110万円の損害賠償が命じられた。

上司による叱責と会社の法的責任(東京地裁判決)

概要/酒類販売会社の社員に対して上司が30分にわたり罵声を浴びせ、うつ病から自殺を図ったが一命をとりとめた。

賠償内容/会社に80万円の損害賠償が命じられた。

上司によるいじめと会社の法的責任(東京地裁判決)

概要/水道局に務める職員が、上司3人から「むくみ麻原」などとからかわれたり、ナイフを突きつけられたりといったいじめを受け続け、自殺した。

賠償内容/いじめに対して適切な対応をとらなかった市に対して2300万円の損害賠償が命じられた。

経営者によるパワーハラスメントと会社の法的責任(京都地裁判決)

概要/消費者金融会社の社員が、社長から罵詈雑言を浴びせられたり、たばこの火を押し付けられるなどの暴行を加えられ、うつ病になったが、社長は「出勤しないなら会社を辞めろ」と出勤を強要した。

賠償内容/会社に対して慰謝料として670万円の損害賠償が命じられた。

※当ページでは厚生労働書が発行しているパワーハラスメント対策に関するパンフレットや対策導入マニュアルより文章を抜粋・引用・要約させていただいております。

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